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question
工事進行基準の採用に当たっての留意点について教えてください。
answer

工事進行基準とは、建物、ダムなど着手から工事の完成引渡しまでの期間が相当長期にわたるものについて適用され、決算期末に工事進行程度を見積もり、適正な工事収益率によって工事収益の一部を当期の損益計算に計上する方法です。

工事進行基準が適用される根拠としては次の3点が挙げられます。
  1. 請負契約により収益の実現が保証され、また前受金の受入れにより資産の裏付けがある。
  2. 毎期の収益が、予め確定した請負価額を基礎として原価を基準に客観的に測定可能となる。
  3. 工事完成基準によれば、引渡しの期に一時収益が計上されることから、 工事利益が期間的に著しく変動することになる。
<算定方法>
当期完成工事高
=総工事収益(請負金額)×(当期工事原価発生額/見積総工事原価)
採用に当たっては、継続性の原則から、みだりにこの収益認識基準の変更はできません。また、対象とする工事をあまり低い金額のものまで含めてしまうと、経理事務が煩雑になるためある程度規模の大きい工事にすることが望ましいでしょう。

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